【読了】最高の体調

今日は鈴木祐さんが書かれた「最高の体調」について。読了したので感想とToDoをまとめる。  

 

本書は、日々の不調を根本から解決し、毎日を最大のパフォーマンス、最高のコンディションで生きていく為の指南書である。

 

現代人が抱える問題、鬱病や肥満、散漫な集中力や不眠など、一見バラバラに見える問題も根っこは全て同じだった。

 

人類は600万年もの長い間、ずっと狩猟採集生活をしていた。

 

600万年狩猟採集生活で過ごし、1万年前に農耕と牧畜を始め、5000年前に文明が誕生し、100年〜150年前に産業革命が起こった。

 

このたった100年で、人類は車や電車、飛行機という移動手段を作り、宇宙にまで到達し、電気や電話、抗生物質など生活を一転させた。 

 

これは地球上の長い歴史を見ても異常な速度の進化で、人間の技術的な進化のスピードに人間の身体の進化が追い付いていない。

 

これを本書では「文明病」と呼び、毎日10キロ以上を走り獲物を追いかけ、それでも食料不足に悩まされる。極小数の仲間と助け合って外敵に怯える日々がデフォルトの身体に対して、現代の人間は動かず、食べ過ぎて太り、ネット社会で不特定多数の人間と関わるこのミスマッチが問題であると警鐘を鳴らしている。

 

100の科学的メソッドと40の体験的スキルから編み出された、進化医学のアプローチで最高のコンディションに導いてくれる事間違いなし。

 

ToDo

 

1、お菓子やジュース、カップラーメンなどの高カロリーなジャンクフードから逃げる

 

2、ウォーキング、筋トレ、ストレッチなど最低でも1日30分以上の運動を継続する

 

3、自然を意識して生活に取り入れる

 

・部屋に観葉植物を置く

・毎日朝散歩をして太陽の光を浴びる

・週に3〜4回、公園に行く

・月に1〜2回、海や川、山に行く

・年に1〜2回、キャンプに行く