オートファジー

今日は最先端のバイオテクノロジーが辿り着いた健康の最終結論であるオートファジーについて。

 

オートファジーとは、細胞に本来備わっている、細胞内の古くなったり壊れたタンパク質を分解するシステムである。

 

私達人間の身体は約60兆個もの細胞から出来ていて、細胞は主にタンパク質から出来ている。

 

日々の生活で、古くなったり壊れてしまったタンパク質の多くは体外へと排出されるが、排出しきれなかったタンパク質は細胞内に蓄積する。

 

細胞に蓄積したタンパク質は、細胞を衰えさせて働きを鈍らせる事で不調や病気を招いてしまう。

 

私達は、食べ物から栄養を吸収してタンパク質を作っている。

 

しかし、身体が飢餓状態となりタンパク質を作る栄養が枯渇すると生存の為に体内にあるものでタンパク質を作ろうとして、細胞内の古くなったり壊れてしまったタンパク質を集めて分解し、新しいタンパク質を作る。

 

オートファジーとは古くなった細胞を内側から蘇らせる画期的なシステムなのだ。

 

オートファジーを活性化するには身体が飢餓状態である事、空腹の時間を作る事が必要である。

 

1日16時間以上の空腹の時間を作るとオートファジーの最大の効果が得られる。

 

この効果を得るためのメソッドが今流行りの断食(ファスティング)である。

 

断食にも様々な種類があるが、オートファジーを活性化する為の断食ならば朝食を抜き、昼と夜は好きな物を食べる半日断食で良い。

 

断食はオートファジー以外にもメリットがある。

 

それは胃や腸などの内蔵を休ませる事が出来るという事。

 

1日3食が健康的な食生活である。これは私達が小さい頃から言われ続けてきた常識である。しかし、これが真っ赤な嘘であるということが最新の研究でわかってきた。

 

胃腸は私達が食べた物を何時間もかけ消化吸収している。

 

前に食べたものがまだ消化されていないにも関わらず次々と新しい食べ物が運ばれてくる。

 

これでは内蔵は休むこと無く働き続ける事になり脂質を分解出来ずに脂肪となり、腸内環境は悪化し免疫力の低下に繋がる。

 

1日2食、16時間以上の断食をする事で身体のあらゆる不調を改善し、オートファジーを活性化する事で古くなった細胞を新しい細胞を蘇らせる事が出来る。

 

これが最先端のバイオテクノロジーが辿り着いた健康の最終結論である。

 

 

 

オートファジー実践記録

 

オートファジーを開始して1ヶ月、体感した事は

 

・身体の倦怠感が消えた

・寝起きが良くなった

・脳の疲労感の低下

・筋肉がついた

・食欲が増した、ご飯が美味しい

 

オートファジー開始して2週間ぐらいで身体の倦怠感が消えた。起きた時から身体が重く、日中も疲れが残っている感じがしたパフォーマンスが低かったが最近は朝起きてから高いパフォーマンスで活動出来ている。

 

長時間の運転や、勉強など頭を使う作業をするとすぐに頭が疲れて頭痛や肩こり、眼精疲労を感じていたが最近は軽減されてきた。

 

筋肉については筋トレをしているので、睡眠前のと起床後のプロテインを飲めない事で筋分解しないか心配していたが、筋分解よりも細胞が新しくなる事で筋トレの効果アップに繋がり、結果として筋肉の増加量が増えた。

 

食欲が増した、飯が美味い。これに関してはデメリットと思われるが、個人的には少食で美味しい物でもすぐにお腹が膨れ沢山食べれない、油物や味付けの濃い物はすぐにドッキリしてしまう体質であった。

 

しかしこれは内蔵の疲労によるもので、1日2食に切り替えてからは消化が早く今まで以上に食べれて、食べ過ぎても気持ち悪くならず、楽しく食事が出来ているので最高のメリットである。

 

ご飯を沢山食べれるということも、筋トレの効率を上げる要因だと思われる。

 

ToDo

 

1,1日2食にしよう

 

朝食を抜き昼ごはんを12時、夜ご飯を19時に食べる事で19時〜翌12時までの17時間断食になる。

 

2,お腹が空いたらナッツやチーズ、ヨーグルトなら食べてもOK

 

朝食抜きはナッツやチーズ、ヨーグルトなら食べてOK!飲み物は砂糖無しコーヒーやお茶、水などはOK!

 

どうしてもお腹空いた場合の間食もOK!

 

3,空腹を楽しむ

 

空腹を感じたら、今細胞が新しくなっているぞ!とワクワクする事で空腹を楽しむ事が出来る。