時間管理
今日は残りの人生を無駄なく生きていく為の、時間管理術について。
人間の人生は、長生きしたとしてもたったの4000週間である。
その4000週間を無駄なく生きるには時間管理術が必要である。
例えば「ビックロックの法則」。
これは瓶に砂と小さな石、大きな岩をランダムに入れると溢れてしまうので、まずは大きな岩を入れてから小さな石、砂の順に入れるとスキマに砂と石が落ち瓶に全てが入る。
つまり、大きな仕事から最優先して取り組み、残りの時間で小さなタスクをこなせば効率良く仕事が出来るというもの。
しかしこう言った時間管理術には落とし穴がある。
例えばビックロックの法則で言えば、最初から全てが瓶に入る前提の話で、現実では大きな岩が多すぎたり、途中で小さな石が増えたりしてしまう。
そしてその、急な仕事の変更や家族のトラブル、友人からの誘いなど想定した未来と違う未来、つまり予定通りに物事が進まない事で私達はイライラし、目標を達成出来ない自分を責めてしまう。
世の中に数多くある時間管理術の落とし穴にハマらない唯一の方法。
それは時間を管理しないという事だ。
もちろん、何の計画性も無くダラダラと仕事をしたり遊んで暮らす訳では無い。
目標設定し、それに向かって努力する、大きな仕事から優先して取り組みスキマ時間で小さなタスクを潰す。このマインドは素晴らしい。
ただ、根本として必要なのが、時間は管理出来ない。時間の流れに身を置いているだけで、時間を管理しようと思わない事が大切である。
地球の上で暮らし、地球が回転する事で朝昼夜と時間が進む。時間を管理するというのは、こ地球の回転を変えようと努力するぐらい無駄な事なのだ。
未来を予測して、期待するから、思い通りにしたいと思うからイライラするしクヨクヨしてしまう。
限り少ない人生の、「今」というたった一度きりの一瞬を大切に丁寧に生きる。
想定していない未来が来たならば、「今度はそう来たか」と楽しみながらその未来を受け入れ、例え悪い未来であったとしても大切に生きていく。
未来の為に勉強をする。自分を成長させる。目標を持って夢に向かって努力する。
これは間違いなく大切な事だが、それだけに囚われ今を蔑ろにしては本末転倒である。
今を大切に生きる。その前提の上で未来に向かって歩いて行こう。
インプット過剰
今日はインプットとアウトプットについての復習。
インプットとアウトプットの黄金比は3:7である。
インプットは脳内に情報を入れる「入力」、アウトプットは情報を脳内で整理し「出力」する事である。
勉強熱心な人ほど多くの本を読みセミナーなどに通い沢山の情報をインプットしようとする。
インプットする事で、自分が勉強した気になって、知識が増えた気がして満足する。
これでは「脳内世界」は変わるが現実では何も変化しない。
アウトプット、つまり「行動」をする事で初めて「現実世界」に変化をもたらす。
脳内にインプットされた情報は「海馬」に一時的に保存され、2〜4週間その情報を使わなければ自動的に消去される。
しかし、海馬に保存している期間に、その情報を何度も使えば海馬から「側頭葉」に移動し長期記憶される。
2週間に3回以上、覚えたい情報はアウトプットする必要性がある。
インプットの数が多すぎると、アウトプットする時間が足りずに、短期記憶として消去される。
インプットしたらアウトプット、そしてまたインプットの成長の螺旋階段を繰り返すことで自己成長を続けられる。
同じ様な内容のまとめ学びも、アウトプットの精度を高め、長期記憶の質を向上させる重要な役割がある。
自己成長しようと、インプット過剰になりがちなのでアウトプット優先で学びの質を上げていきたい。
ToDo
1、7:3の法則を徹底する
2、週1で振り返り記事を書く
3、月2〜3で関連記事まとめをする
カレー
今日は栄養価が高く、風邪や夏バテ、食欲不振などの体調不良に良いカレーについて。
カレーライスは子どもから大人まで、幅広い世代に愛されている料理である。
しかし、カレーは美味しいだけでなく栄養満点で健康効果が高いと言うのはあまり知られていない。
牛肉や豚肉、鶏肉など様々な種類のカレーがあり、牛肉ならば鉄分や亜鉛などが豊富で貧血予防や筋肉増強、豚肉ならばビタミンB群が豊富で糖質やアルコールの分解、美肌効果などが期待出来る。鶏肉は、低カロリーで疲労回復やストレス緩和など、食材を選ぶことでメリットを変える事が出来る。
玉ねぎや人参、ジャガイモなどの王道な野菜だけで無く、夏バテには夏野菜であるナス、トマト、パプリカ、オクラなど栄養価の高い人気の野菜と相性が良いのもカレーの強みである。
隠し味にも、にんにくや生姜、リンゴや蜂蜜、チョコレートなど健康に良いとされる食材のオンパレードだ。
そしてカレーには欠かせないのがスパイス。
インド人に美人が多いとされているが、このスパイスのお陰で髪や肌、内蔵が美しく保たれている。
ブラックペッパーは胃の調子を整え消化を助けてくれる。
レッドペッパーは代謝をアップさせ胃腸を整え、食欲増進効果がある。チョコレートと一緒に取ることで更に効果を発揮する。
カルダモンは香りの王様。これも胃腸を整え、口内の清涼剤にもなる。
ターメリックには、美肌効果があり、抗酸化作用も高いので様々な業界で注目されていて特に医療分野で研究が盛んに行われている。
脳機能を活性化し、アルツハイマー型認知症の予防にも効果が期待出来る。
シナモンはシミ、シワ、たるみなどに効果がある。血流を改善し、冷え性やむくみの防止に。
これ以外にも、下痢腹痛の改善に役立つクミンや週4回食べる事で死亡リスクが23%低下するトウガラシ、滋養強壮のガーリックなど健康効果の高いスパイスが使われている。
スパイスで味を整える事で、塩や砂糖を減らしダイエット効果もあり、抗酸化作用や抗炎症作用、冷え性改善など女性にもオススメである。
ToDo
1、暑くなってきたら週1回はカレーを食べよう
2、風邪を引いたり、体調不良を感じた日にはカレーを食べよう
3、肉や野菜を使い分け毎回、味と栄養のバリエーションを楽しもう
ストローク
今日は心の栄養素であり、心の健全な成長や心の健康の為に必要なストロークについて。
「ストローク」は、心理学的には「存在を認める行為」である。
撫でる、優しくハグをするなどのスキンシップだけでなく、挨拶などの言語的関わり、疲れている部下にコーヒーを渡すなどの行為もストロークになる。
日常的な、肯定的な心の交流によって自分は必要とされていると自分自身の存在を認めて貰える事で心が満たされる。
しかしストロークには困った1面もある。
それはプラス(肯定的)のストロークを受け取れない場合、人はマイナス(否定的)なストロークでも良いので受け取りたいと願う事である。
イメージするとするならば、体の中にストロークを受け取る財布(ストロークバンク)があり、そこに受け取ったストロークが貯まる。
財布の中のストロークが減ると人はストロークを欲しがるが、プラスのストロークを受け取れない場合はマイナスでも良いので増やそうとする。
その結果、良い形でストロークを受け取れない場合、人に嫌がらせをしたり、暴言を吐くなどしてマイナスのストロークを受け取ろうと行動してしまう。
自分の発する言葉、行動は全て、ストロークバンク内のストロークの数に由来するとされていて、プラスのストロークを多く持っている人は肯定的な、マイナスのストロークを多く持っている人は否定的な発言、行動が多くなる。
否定的なストロークを出していると、相手からも否定的なストロークが帰ってきて、マイナスのストロークが無限に増え続ける。
夫婦関係が上手くいかず、喧嘩が増えると子どもや会社の部下などにもキツく当たってしまうと言うのは正にこの負のストロークスパイラルである。
そうならない為にも日頃から、ポジティブな友人であったり、夫婦関係など、自分を支えてくれる大切にしてくれる人を大事にして、多くのプラスのストロークを受け取れる環境作りをする事が大切だ。
一緒にいて、楽しい、幸せだと感じる人がいたらそれはプラスのストロークを受け取っている証拠で、そういう人とは出来る限り一緒にいる時間を増やした方が良い。
逆に一緒にいて、嫌な気持ちになる、自分を否定してくる人とは一緒にいる時間を減らしたい。
人と人が関わる上でストロークは無くてはならないと言い切れるほど大切な要素である。
コロナの規制も緩和し、人との関わりが増えてきた今、改めてストロークを学び直したい。
ToDo
1、コンビニなどで店員さんに元気よく挨拶をする
お店の店員さんは挨拶をすると必ず挨拶を返してくれる。これはストロークの受け渡しの練習としては絶好の場である。
2、SNSを辞める(極力減らす)
SNSはネガティブな暴力的な記事や発言と方が多い。これは一方的にマイナスのストロークを受け取り続けるだけの行為なので今すぐ辞めよう。
3、積極的にポジティブ発言、人の為に行動する
自分自身がプラスのストローク発生装置になれば自分の周りの人間にプラスのストロークを与え続ける事になり、結果的に自分も多くのプラスストロークを受け取れる。
プラスのストロークスパイラルの構築が理想的な人間関係の構築となる。
【読了】最高の休息法
今日は久我谷亮さんが書かれた、「世界のエリートがやっている最高の休息法」について、読了したので感想とToDoをまとめる。
本書は、脳科学×瞑想で集中力を高める方法がストーリー形式で書かれた珍しいタイプの本である。
専門的な用語も多く、少し難しい内容となっているが、瞑想、マインドフルネスの初心者本としてはとても良い本である。
脳は「何もしない」でも、勝手に疲れていく。
集中力が続かない、休んでも眠っても体がダルい、いつも疲れている。これは現代人の多くが抱える問題である。
この疲れの正体こそが実は身体の疲れではなく脳の疲れであり、脳には脳の休め方がある。
科学的に脳を癒やす方法を本書では、科学的根拠に基づき分かりやすく解説してくれている。
脳の休め方から疲れない心の作り方、脳に悪い習慣や脳の洗浄方法、脳から身体を治すトレーニングなど、脳を癒やし鍛える内容を楽しくわかりやすく読める本なので自分でもまた読み返したいし、家族や友人にも薦めたい。
ToDo
1、毎日瞑想をして脳を休ませる時間を作る
2、感謝の心を大切に
3、日常生活のあらゆる場面で、いまここを意識して人生を丁寧に生きよう
エメットの法則
エメットの法則とは、やるべき事を先延ばしにすればする程、多くの時間とエネルギーを消費してしまうという法則。
やるべき仕事や勉強を後回しにして、ついつい楽な仕事や、遊びを優先してしまう。
やらなきゃとわかっていながらも、中々着手出来ない。
これは誰もが経験した事があると思うが、すぐにやるよりもかなり損をしている。
例えば仕事の資料を依頼され、すぐに作らずに後回しする。この場合、後回しする事で依頼内容であったり、必要項目などを忘れてしまい思い出す、または確認するという手間が増えてしまう。
部屋の片付けにしても、少し散らかってきて気になる時にすぐに片付ければ良い所を後回しにする事で、手をつけれない状態まで散らかってしまい、そのせいで仕事が回らず期限が迫り時間に追われ片付けの時間が無くなるという悪循環になってしまう。
完璧主義な人ほど、もっと良い方法があるかも。しっかりと計画を立ててからじっくりとやろうと考えるので後回しになりがちである。
やる気というものは待っていても出てこない。
やる気は実際に行動することで少しずつ出てくるものなのでまずは行動する。
掃除をしたいと思ったならまずその場で小さなゴミを捨てる、本を本棚に片付けるなど小さなステップを踏むことでそこからエンジンがかかり気づいた時は全てが片付いている。
嫌な事、大変な事は特に後回しにしない。エメットの法則はシンプルながら最も効率良く仕事や勉強を進める方法である。
後でやろうと思ったら、その作業を今すぐに1分間で良いので取り組む、これを徹底する事で人生は間違いなくプラスに動き始める。
【読了】最高の体調
今日は鈴木祐さんが書かれた「最高の体調」について。読了したので感想とToDoをまとめる。
本書は、日々の不調を根本から解決し、毎日を最大のパフォーマンス、最高のコンディションで生きていく為の指南書である。
現代人が抱える問題、鬱病や肥満、散漫な集中力や不眠など、一見バラバラに見える問題も根っこは全て同じだった。
人類は600万年もの長い間、ずっと狩猟採集生活をしていた。
600万年狩猟採集生活で過ごし、1万年前に農耕と牧畜を始め、5000年前に文明が誕生し、100年〜150年前に産業革命が起こった。
このたった100年で、人類は車や電車、飛行機という移動手段を作り、宇宙にまで到達し、電気や電話、抗生物質など生活を一転させた。
これは地球上の長い歴史を見ても異常な速度の進化で、人間の技術的な進化のスピードに人間の身体の進化が追い付いていない。
これを本書では「文明病」と呼び、毎日10キロ以上を走り獲物を追いかけ、それでも食料不足に悩まされる。極小数の仲間と助け合って外敵に怯える日々がデフォルトの身体に対して、現代の人間は動かず、食べ過ぎて太り、ネット社会で不特定多数の人間と関わるこのミスマッチが問題であると警鐘を鳴らしている。
100の科学的メソッドと40の体験的スキルから編み出された、進化医学のアプローチで最高のコンディションに導いてくれる事間違いなし。
ToDo
1、お菓子やジュース、カップラーメンなどの高カロリーなジャンクフードから逃げる
2、ウォーキング、筋トレ、ストレッチなど最低でも1日30分以上の運動を継続する
3、自然を意識して生活に取り入れる
・部屋に観葉植物を置く
・毎日朝散歩をして太陽の光を浴びる
・週に3〜4回、公園に行く
・月に1〜2回、海や川、山に行く
・年に1〜2回、キャンプに行く