フィトケミカル
今日は健康に生きる為に手助けをしてくれる、フィトケミカルについて。
フィトケミカルとは、植物が自らの身を守る為に作り出した成分の事で、フィトケミカルを含む食材を食べる事で脳や身体の健康をサポートしてくれる。
フィトケミカルは馴染みの無い言葉であるが、ピーマンやほうれん草に含まれるクロロフィル、なすやブルーベリーなどのアントシアニン、トマトなどのリコピン、とうがらしなどのカプサイチン、にんじんなどのベータカロテン、大豆などのイソフラボン、じゃがいもやコーヒーなどのクロロゲン酸、ポリフェノールなどが代表である。
・強力な抗酸化作用
・デトックス効果
・免疫力のアップ
・発がん抑制
などの効果がある。
タンパク質や脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルなどの栄養素とは違い、身体の機能を保つ必須の栄養素では無いが様々な病気の予防や、強力な抗酸化作用があるので積極的に摂取したい栄養素である。
サーチュイン(長寿)遺伝子を活性化させるレスベラトロールや活性酸素を除去するエクサージ、アルコールの分解や胃腸の健康維持に役立つクルクミン、脂肪の吸収を抑えるカテキンなどその効果は多種多様である。
フィトケミカルを1番効率良くとる方法は、スープや鍋を食べる事。
野菜を加熱する事でフィトケミカルを囲っている細胞膜が壊れスープに溶け出すのでフィトケミカルが吸収されやすくなる。
寒暖差の激しい季節、体調を壊しやすいので積極的にフィトケミカルを取り入れて健康な生活を送ろう。
ToDo
1、夕食にスープを取り入れる
野菜スープ、味噌汁、鍋など。野菜はスープにする事で栄養素を丸ごと摂取出来て、カサも減るので沢山食べる事が出来る。
2、水分補給は緑茶や大豆茶、コーヒーなどフィトケミカルを多く含む物を選ぶ
3、食後のデザートに果物を
果物にも多くのフィトケミカルが含まれる。リンゴや柿など皮ごと食べれる物は積極的に皮ごと食べる事で栄養素を最大限摂取出来る。