今日は私達の命の源である水について。

 

人間の身体の約60%は水分といわれ、水分は生命維持や健康維持に不可欠な存在である。

 

1日に必要な水分量は約2.5リットルで飲み物から1.5リットル、食べ物から1リットル摂取するのが好ましい。

 

体型や発汗量、運動量によって適切な水分量は代わり、水分が不足すると脱水症状になり脳のパフォーマンスが著しく低下する。

 

夏場に多い熱中症は、水分が不足する事で血液の循環や体温の調節機能が適切に働かず、めまいや痙攣、意識障害を引き起こし最悪の場合死に至る。

 

水分補給は、1日数回に分けてこまめに取る必要がある。

 

①起きてすぐにコップ1杯の水を飲む。

 

寝てる間に発汗して身体は軽い脱水症状になっている。血液もドロドロになっていて、朝の時間帯が脳梗塞などの危険性が1番高いと言われているので起きてすぐに水分補給をする。

 

②お風呂の前後は必ずコップ1杯の水を飲む。

 

入浴の15分〜30分前に水を飲む事で血液をサラサラにしてお風呂に入る事が出来る。

 

高齢の方に多い入浴中や入浴後の死亡事故は、水を飲まずに入浴し、お風呂で汗をかき体内の水分が不足し、血液が濃くドロドロになる事で脳梗塞心筋梗塞を引き起こすからである。

 

入浴で約800ccの水分が体から抜けると言われているので入浴後の水分補給も欠かせない。

 

長時間お風呂に入る人は、お風呂にペットボトルを持って行き、途中で水分補給するのも良い。

 

③寝る前には少し少なめに水を飲む

 

夜間は水分不足になるので寝る前の水分補給も重要である。しかし飲み過ぎると、夜中にトイレに行きたくなり睡眠の妨げになるので気持ち程度少なめに飲む事が好ましい。

 

④夏場は特に、喉が渇いたと思うよりも先に水を飲む

 

その他の時間でもこまめに水分補給をして、常に血液をサラサラな状態にしておく事で酸素や栄養も全身に行き渡りやすい。

 

特に夏場は、熱中症の心配があるので若い人でも早め早めの、喉が乾いたと感じるよりも先に水分補給をする事。

 

水分不足になると、脳のパフォーマンスが落ち適切な判断が出来なくなるので注意が必要である。

 

ToDo

 

1、起きてすぐ、入浴の前後、就寝前には必ず水を飲もう

 

2、水分補給は常温の水が基本

 

冷たい水や氷は胃腸を冷やしてしまうので特に寝起き最初の1杯は胃腸への負担が大きい

 

3、白湯はリラックス効果がある

 

最近ではコンビニでも目にすることの増えた白湯。

 

白湯にはリラックス効果があり、身体を温めてくれるので特に冬場や、入浴前の1杯には白湯がオススメ。身体を温めて入浴する事で代謝が大幅にアップし発汗が増える事で肌の調子が改善する。