運動

今日は運動について。

 

運動、食事、睡眠は健康的で豊かな人生を送る為には絶対的に必要で超重要項目なので何度も記事にまとめますが、今回は運動について基本的な所を簡単にまとめます。

 

運動のメリットには

 

・身体の健康効果

・ダイエット効果

疲労回復

・脳の活性化

・メンタル改善

 

などがある。

 

運動する事で痩せたり、健康になるというダイエットなどの身体的な効果は知っていても、集中力や記憶力、学習能力などの脳の機能が大幅にアップし、頭が良くなったり、メンタルが安定して性格が良くなるなど「本当の運動のメリット」については知らない人が多い。

 

運動する事で、やる気ホルモンであるドーパミンや幸せホルモンのセロトニン、成長ホルモン、BDNF(脳由来神経栄養因子)が分泌される。

 

ドーパミンは生きる為に必要なやる気を促し、幸福感をアップさせ、学習能力や仕事の意欲をアップさせてくれる。またドーパミンが増える事でポジティブな気持ちになり、もっと頑張ろう、新しい事にもチャレンジしようという気持ちに繋がる。

 

セロトニンは幸福感が増し感情を抑制し精神を安定させる働きがある。セロトニンには睡眠ホルモンであるメラトニンと密接に関係しているので、日中に活発に運動する事で質の高い睡眠が出来る。

 

成長ホルモンは身体の修復機能を司る。成長ホルモンは傷んだ細胞を修復し、新陳代謝を活発にして、疲労回復や免疫力アップ、筋肉や骨の強化など、いつまでも若々しく元気な身体を維持してくれる。

 

成長ホルモンは思春期から20代後半までがピークに分泌され、30代以降は急激に減り続け、老化や肌の荒れ、内臓疾患などの要因となる。

 

定期的に運動をして、成長ホルモンを分泌させる事で脂肪燃焼、筋力アップ、骨を強くする、新陳代謝を上げる、アンチエイジング、免疫力アップ、疲労回復などの効果がある。

 

最近ではアクティブレストという運動が注目されている。

 

これは積極的休養、疲れた時にこそ運動をしようというもので、運動や仕事で疲れた時にソファで横たわって休むより45分〜60分程度のややハードな運動をしてから休む方が成長ホルモンがたっぷりと分泌され、血流が良くなり、睡眠の質が高まる事で結果として疲労回復が2倍以上早める事が出来る。

 

最後にBDNFについて。BDNFとは脳由来神経栄養因子の事で簡単に言えば脳の栄養である。

 

運動をすると脳への血流が増え、BDNFが分泌される事で新しい細胞や血管が形成され、領域同士の結合が強化される事で、脳の前頭前野が発達する。

 

前頭前野は脳の最高中枢とも呼ばれ、やる気、集中力、記憶力、論理的思考、客観的思考、行動や感情のコントロール、コミュニケーション能力などを司るので、前頭前野が発達している人ほど他人と良好な関係が築けたり、目先の利益に囚われず長期的に見た有利な選択が出来るので、社会的地位や経済的地位が高くなる傾向にある。

 

運動をするだけでこれだけのメリットを教授出来るので運動をしない手は無いと言うのが結論。

 

そして定期的に運動するのももちろん良いが、仕事や作業に集中出来ない時にも運動。

 

45分〜60分程度の有酸素運動または筋トレ+有酸素運動をする事で低下した集中力や作業効率をリセットする事が出来る。

 

起床後2〜3時間が最もパフォーマンスの高い脳のゴールデンタイムと言われるが、運動をする事でゴールデンタイムと同じ状態まで脳のパフォーマンスを復活させる事が出来る。

 

ToDo

 

1,週に1〜3回、45分程度、やや強い強度の運動をする

 

定期的にハードな運動をする事で成長ホルモンを大量に分泌させて血流を良くして疲労回復のためのアクティブレストをする。

 

2,毎日20分間、速歩きで朝散歩をする

 

毎日、中強度の運動を継続的に行う事でBDNFの分泌力を増やして、最強の脳を形成する。

 

3,月に2〜3回、気の合う仲間と好きな運動をする

 

いつもと違う環境で普段とは違う運動をする事で脳を更に活性化する。気の合う仲間と楽しく運動をする事でストレスを発散しながら心と身体と脳に良い刺激を。